北海道のブログ記事
北海道(ムラゴンブログ全体)-
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この街の一番大きな橋の 途中で ふと 立ち止まり 川の流れをしばらく見ていたら 柔らかな風が髪を梳かす 君は猫 すり足で音を立てず 僕の後ろ 立ち止まり 気配を消して脇腹くすぐったら 思い切り笑い君を抱いた なんてことのない日常のできごとと なんてことのない普通の毎日 なんてことのないゆっくりの繰... 続きをみる
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立春もとうに過ぎたというのに、この異常寒波。 北海道が寒いのも解るけれど、本州まで寒いのは、どういうことでしょうね。 春が立つ、と書いて「立春」。 立つ、と言う言葉はいろいろありますね。 春夏秋冬、それぞれ、立春、立夏、立秋、立冬。季節が立つのですね。 一日は「ついたち」。「月立ち」が変化したのだ... 続きをみる
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台風が北上中。 悪意ある台風。 どうか、ご無事であるように祈っています。 さて、今回は・・・・・・・・・ 「増毛町」 ましけ町です。 世の男性は、必ずや注目の町、でしょうか。 北海道は日本海側。 石狩を北上し国道231号線をひたすら2時間、増毛町につきます。 留萌の手前ですね。 「ましけ」はアイヌ... 続きをみる
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先週の北海道の地震。そして停電(ブラックアウト)という事態になり、懐中電灯の明かりで夜をしのぎ、ローソクを灯しました。 キャンドルがあったので、それも。 そんな、停電のさなか、思い出すテレビドラマがありました。 『北の国から』 富良野の冬、純と雪子おばさんは市街に隣の車を借りて、五郎さんが待ち望ん... 続きをみる
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震度5強 余震も続いています。 停電しています。 とりあえず無事です!
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上富良野町が舞台の小説です。 富良野は「北の国から」ですでに有名です。 富良野とつく自治体は旭川からたどると、上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町と4市町あります。 富良野の地名はアイヌ語から。 フラ・ヌ・イ(臭い・を持つ・所)から、富良野となりました。 旭川、美瑛、そして上富良野と北から... 続きをみる
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8月4日に両陛下は北海道の利尻島へ初訪問されました。札幌の丘珠空港からの特別機で、日帰りの御訪問でしたが、島民のかたは喜び歓迎していました。両陛下も笑顔で島民に手を振っていました。 北海道の北、日本海にぽっかりと浮かんだ利尻島と礼文島。 利尻島は円形の島です。アイヌ語で「リ・シリ(高い島)」から... 続きをみる
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道端に咲いていた 花の名前をあなたが訊いたから 教えてあげたあの夏の日 「ヒメジョオン」咲いていた 陽炎の先ゆらめくその先に あなたの白い影が揺れる あなたが向かったその戦場 どんな祈りの言葉さえ 届かぬ場所と知りながら 「生きて」と叫ぶ8月の朝 もう一度 もう一度 花の名前を聞いてください 小さ... 続きをみる
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25年前の平成5年7月12日の午後10時17分に、その地震は起こりました。 北海道南西沖地震。 北緯42度47分、東経139度12分の北海道の南西沖の日本海で、震源の深さ34キロメートル、マグニチュードは7.8という大地震でした。近くの奥尻島は震度6でしたが、突然の揺れに島民は驚き、逃げまどいまし... 続きをみる
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北海道には蛍がいない、とずっと思っていました。見たことがなかったから。 蛍が見られる、と知ったのは、約20年前。 まだ子供たちが小さかった頃でした。 主人が「蛍を見に行こう」と、夏休みの思い出作りと称して、出かけることにしました。 行き先は、北空知の「沼田町」です。 北海道にも、平家蛍は生息してい... 続きをみる
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石川啄木は釧路に来てこう詠みました。 「さいはての駅に下り立ち/雪あかり/さびしき町にあゆみ入りにき」 明治41年1月21日。 「しらしらと氷かがやき/千鳥なく/釧路の海の冬の月かな」 この街で啄木は新聞記者として存分に腕を振るい、芸者さんの小奴と浮名を流して、病にかかり、わずか76日間の滞在、4... 続きをみる
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石狩川の河口に位置する石狩市。 札幌の北側に隣接し、石狩湾に面しています。 (写真は石狩灯台とハマナス) 石狩川、総延長268キロメートル、流域面積14,000平方キロメートル。長さでいえば信濃川、利根川に次いで3位。 石狩川の語源はアイヌ語の「イ・シカリ・ペッ」(非常に曲がりくねった川)からきて... 続きをみる
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青函トンネルが貫通したのが昭和60年(1985年)。JR津軽海峡線が通り、北海道新幹線が函館までたどり着きました。 もう北海道と本州は陸続き。 それまでは青函連絡船が本州と北海道をつないでいました。 津軽海峡冬景色の時代。青森でフェリーに乗り換え津軽海峡を渡り、函館まで。函館でまた乗り換えて札幌ま... 続きをみる
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前回は支笏湖でした。 支笏洞爺国立公園ですから、今回は「洞爺湖」へ。 支笏湖から西へ車で約1時間半。美笛峠を越え、大滝村(現在は伊達市大滝区)を通り壮瞥町から洞爺湖へ。 名前の由来はアイヌ語で「ト・ヤ」湖の岸を意味しています。湖の北側の岸をこう呼んでいたのが、由来だそうです。アイヌの人たちは洞爺湖... 続きをみる
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北海道の空の玄関といえば新千歳空港ですね。千歳空港から車で約30分。西側にひたすら原生林を縫うように走ると支笏湖があります。 アイヌ語で「シ・コツ・トゥ」大きなくぼ地の湖と言う意味の支笏湖です。 カルデラ湖で、周囲は約40Km。最大の深度は360m。田沢湖に次いで2位の深さ。 でも水質は9年連続水... 続きをみる
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「ヤリキレナイ川」 結構、有名でしょうか? 某トリビアの泉でも紹介されたことがあります。 『北海道には「ヤリキレナイ川」という川がある。』 と言うナレーションで始まり、107「へぇ」を集めていました。(笑) どこにあるかというと、空知地方です。前回ご紹介した「長沼町」の東側です。 馬追丘陵を越える... 続きをみる
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ちーさんのブログ記事に二宮金次郎さんの銅像がありました。銅板には「以徳報徳」と書かれていました。何それ? 気になって、調べると、二宮金次郎さんこと二宮尊徳さん、「報徳」を言い続けた方でした。勤勉とは徳に報いること、だと。 「以徳報徳」は孔子の「論語」にあります。 <漢文> 或曰、以徳報怨、何如、子... 続きをみる
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今回は札幌近郊の長沼町のご紹介をしたいと思います。 空知郡長沼町。札幌から1時間弱。石狩平野の東側。田園風景が広がる農業の町です。 名前の由来はアイヌ語「タンネ・トー」から付きました。訳すると「長い・沼」です。 かつて旧夕張川の川筋が二つに分かれ大きな沼になっていました。「タンネ・トー」と「ラウン... 続きをみる
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リンとミィーのママさんのブログ。 北海道物産展!その中の画像に 「北見のハッカ飴」 まあ、懐かしい。 すみません、勝手にリブログしてしまいました。
「ハッカ飴」も好きですが「はっか豆」もおいしいのです。 豆だけに「豆知識」を。(笑) 北見地方のハッカの生産は大正時代から急速に高まっ... 続きをみる -
札幌芸術の森美術館で開催中の「リサ・ラーソン展」へ行ってきました。 なかなか見ごたえがある展示となっていました。 スェーデンの陶芸作家さんですね。 猫モチーフのシンプルな作風。北欧のどことなく研ぎ澄まされた作風が素敵な、女性に人気のリサ・ラーソンです。 動物の陶芸が多いものだとばかり思っていました... 続きをみる
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https://www.htb.co.jp/news/archives_1113.html 北海道テレビ放送の近所ですね。 (札幌の豊平区平岸) 伊藤つかささんと言う方が被害に遭われて。 一刻も早く犯人を見つけて欲しいですね。 また、札幌市内でコンビニから出たところで小さな男の子が自転車にぶつかっ... 続きをみる
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「まて」 「ゆるくない」 「よっこする」 「わや」 「まて」「まてい」 <待て>ではありません。 「真丁」漢字で書くとたぶんこうなるのでしょう。丁寧に、良く気が付いて、とてもまめに、という意味で使われます。 もしかして、「まめ」からきているのかもしれません。「まめ」は忠実に、とか真面目にとか丁寧に... 続きをみる
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本日、祝日のためゆっくりできました。 DVD借りてきました。 私は「ボブという名の猫」を観ましたよ。 実話本の映画化。 薬物依存の厚生プログラム中のホームレス。 でも、奇跡が起きるわけではなく、物語は淡々と。 ホームレスのストリートミュージシャンが、野良猫を助けたために、この猫を飼う羽目になり、お... 続きをみる
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さ行その他 「そだね~」が話題になっているうちに書かないと! 今回は「さ行」をあれこれ。 「在」ざい いなか、町はずれの意味。 これは国語辞典にもでている。都会から離れた場所と。在郷の略だと。 しかし、現在は使いませんが、北海道では最近までこんな言葉が使われていました。 「街中はそうでもないけど、... 続きをみる
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「しばれる」「~しょ」「~しょや」「したら」「したから」「したっけ」「したけど」「したって」 まずは「しばれる」 「凍れる」 厳しい寒さ、ひどく寒い温度、水が凍るような寒さ。東北地方でも使われる。 千昌夫「味噌汁の歌」冒頭の台詞 「しばれるねぇ、冬は寒いから味噌汁が美味いんだよねぇ。」 ルーツは「... 続きをみる
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「~さる」「~らさる」 始める前に~ 今年のNHKの大河ドラマ「西郷どん」は見ているでしょうか? 面白くて、ますます、目が離せない。 薩摩言葉、あれだけの台詞を言わせるのは大変だと思いました。俳優さんたちもきっと苦労しているでしょうね。字幕をONにして見ています。そうでないと、何をしゃべっているか... 続きをみる
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か行その他(続き) 「ぎっちょ」 左利きのこと。 これはどこでも言うか。 「ぎる」 盗むこと。 こちらも各地域で言うのですね。 「くっちゃべる」 「口喋る」おしゃべりする。 その度合いがとてもうるさい感じ。 女子高生がよくやる。 にぎやかに、かしましくしゃべる。 東北でもよく使う。 「けっぱる」 ... 続きをみる
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「こわい」「か行その他」 「こわい」 「怖い」だけではないのです。疲れた、身体がしんどい時に発する道産子の言葉。 雪かきを朝からやっている松さん 「いや~なんぼ降るんだべか。雪かきしすぎてこわいじゃ。」 バスに乗り遅れそうではっちゃきこいて走った桐くん。 「間に合った!あ~こわい」 実家が農家の桜... 続きをみる
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只見つづりの「北海道弁講座」*13「きかない」「げっぱ」「ごみをなげる」
「きかない」「げっぱ」「ごみをなげる」 「きかない」 か行から三つの言葉を抜粋しました。 まずは「きかない」 「いや、この子ったらきかなくて、ホント困るわ。」 「お前んちの嫁、ほんときかないもなぁ。」 「きかない」は乱暴な、とか気が強いという意味ですね。 「いうことを聞かない」からきているのでしょ... 続きをみる
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2017年11月より開催中の「高倉健」追悼特別展へ行ってきました。 (作詞も北海道弁も関係ない記事になります。) 札幌・北海道立近代美術館で1月21日まで開催中。 どうしても、行きたくて、ようやく念願かない行ってきました。 健さんの205本出演作品が、20秒ほどですが全て映像化され画面で紹介されて... 続きをみる