紫色の雲 次第に闇に溶け ビルの明かりが 煌めきだして あなたが呼び出した 高層ビルの店 硝子の窓に 広がる夜景 あなたが見つめる視線の 先は私を通り越していた もう取り戻せない時間を 返してと叫びたいのに ああ もう若くはない苛立ち どこにぶつければいいの 最後の夜になる その覚悟を決めて 来た... 続きをみる
2019年10月のブログ記事
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A 君が座る窓辺を 見上げながら帰る 月が光る夜道を 一人寂しく B ある日泣いてる君を見て 熱い思いをさけぶ どうか愛があなたに 届けとばかりに A 月の光る秋の夜(よ) 君と二人踊る 屋根の上で朝まで しっぽをからませ B 白い毛並みが美しい 君と僕とでワルツ 昨夜(ゆうべ)僕が見ていた 夢の... 続きをみる
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音楽室の中 黒板の前の片隅 静かに誰かが来るのを 待っているだけ 西日が射しこんだ 教室にドアの開く音 静かに誰かが触れると 僕は目が覚める 君の指先 滑る鍵盤 張り詰めた弦を響かせて 踊る旋律 歌う音楽 君が奏でる調べ 高鳴る胸の音 優しく甘い音階 流れる和音を響かせ 僕は愛を歌う 共鳴する音は... 続きをみる