作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

2017年9月のブログ記事

  • 闇の囁き

    日が暮れて あの人の声 聞きたくて 電話をかけた 思い出す 二人のくらし 幸せな 愛のある日々 電話の声は どこか冷たい 使われていないと ただ告げるだけ これでもう 会えないなんて 泣きそうな 夜の始まり 淋しくて 一人で夜の 街へ出て あの人探す 思い出の 店を訪ねて 切なさを 重ねるだけ 喧... 続きをみる

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  • 告白のゆくえ

    君のために 何かをしたいと 思うことを 恋と言うのかな 君のために 歌を歌うこと 恥ずかしくて 変な気持ちだよ 秋日和 海へ行こう 赤いワゴン 風になって 潮風に 踊る笑顔 夢みたいな 時間は早い そして僕は言うんだ 君に「好き」って 僕の勇気 試されていると 揺れる思い はじけそうな胸 僕の声は... 続きをみる

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  • Grassland<グラスランド>

    朝霧のベールが晴れるころ 見渡す限りの草の海 一面の緑の王国に 光は微笑み 風は歌う 牧草は<牧草は>真っ直ぐに<空を向き>  鮮やかに<生き生きと>伸びてゆく<伸びてゆく> 草にも命があるならば 命を牛たちは食べるのです 牛のミルクは僕たちの 命の糧になるのです 緑は広がり 命となって 人の命へ... 続きをみる

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  • ランチボックスに愛をこめて

    毎朝のお弁当づくり 早起きは苦手だけれど おいしそうに食べてるあなたを 思うと楽しいの ふたを開け驚くころね ご飯にはハートマーク 卵焼きに タコさんウィンナー 野菜も残さずに  「おいしかったの?」と尋ねるけど  返事はいつも素っ気ないまま  それでもね 知っているのよ  ホントは うれしいって... 続きをみる

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  • 明日も遊ぼう!

    柔らかなその手で 僕を撫でてくれる 優しいぬくもりで ついつい眠くなる 時々 君の目は 違うものを見てる どこかに行きそうで 僕は 見張り番 言葉がなくても 気持ちは伝わる このまま一緒に いつまでも側にいるよ 陽だまりの窓辺で 幸せな時間が ゆっくりと流れて また明日も遊ぼう 言葉はなくても 心... 続きをみる

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  • デパートへ連れて行って

    ごめんね 買い物に付き合わせちゃって 退屈だったでしょう こっそりと あくび かみしめたのを  横目で見たわ ありがとう 私に似合う洋服を いろいろ 選んでいる時間が 好きなのよ でもね あなたはきっと  疲れるはずね ごめんなさい 女の子はいつも かわいいものを見ると ときめいてしまうの 女の子... 続きをみる

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  • ブルーカフェ

    またひとつ 夢が 壊れた夜に あなたはきっと あの店ね ブルーカフェ 故郷に 何も 未練はないと あなたは言って いたけれど 嘘ね 戻れないだけ 重ねてゆく 心と体 雨の中を かけぬける 車で どこへ行くの あなたと二人 どこへ行くの 抱きしめる 腕の 強さでわかる あなたはきっと 弱虫 またひと... 続きをみる

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  • 花は咲いていますか

    さくら花咲き輝く春 その場所はもう思い出 あの道にも空にも  風 吹き渡り 時 重なる 戻れない 閉ざされた私の町 届かない願いでも 星に祈る さくら花咲き舞い散る春  星光り 雨降るのに あの庭にも山にも 今でも 咲いているでしょうか あの人の面影を抱いて眠る 逢いたくてあえなくて 切ない夜 さ... 続きをみる

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  • 魔女になりたい

    わたし魔女になりたい 恋の虜にする媚薬 作って あなたに飲ませるの ひと目で 恋に落ちる あなたにすり寄る人を 防ぐ呪文も忘れずに 唱えて 私のものになる あなたが とても好きよ だけど問題があるの 魔女になったなら 老婆になるわ 魔法で 若がえればいい なんてたって 魔女だもの I'd like... 続きをみる

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  • 桃色のおしり

    真夜中に あなたの 泣き声 聞こえて 目が覚めて あなたを そっと抱き上げた 悪い夢 見たのかな それとも ミルクね 寝過ごして いたのね 待って 少しだけ あなたの 手の爪は 小さな桜貝 あなたの 唇は 薔薇の花びら 今度こそ 少しは 眠ってちょうだい どうしたの 今度は おむつ 濡れたのね 泣... 続きをみる

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  • 祝い結~いわいゆい

    きつく結んだ結び目は ほどけぬように 連れあって 愛で結んで 添い遂げる 私の紅(あか)と あなたの白で めでたく寿ぐ あわじ結(ゆい) 紅梅 白梅 飾りましょう 松竹 鶴亀 飾りましょう つらい坂道 二人なら 越えてゆけると 言う父は うれし涙が 頬伝う 紅は花嫁 白は花婿 撚りあい結んで 夫婦... 続きをみる

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  • 「後悔」

    僕の目は あなたの目になることを 決めているから 怖くはないよ あなたの行きたい場所に どこでも 連れてゆきたい あなたのために 人であふれる街は 僕にとって一番の 難しい道だけれど なんとかやってみるよ たとえば僕が蹴られたり 足を踏まれそうになっても 吠えたりしないよ 心配するから 都会はどう... 続きをみる

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  • 「君は雨。僕は傘。」

    灰色の雲が 一瞬の光に 切り裂かれはじけ 轟音の後 雨は降りだした 白い夢をみた 午後のまどろみは 引き潮のように 跡形もなくて 君は水を飲む 薄いブルーの カーテン揺らす 湿った風に あわてて窓を 閉めると 息苦しい 君は僕の横に座り 猫のように肩を寄せた 肩を抱くと君は甘え 濡れた瞳閉じて眠る... 続きをみる

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  • さよならは言えない

    「今度いつパパと会えるの?」 潤んだ小さな瞳は 泣き出してしまいそうで 小声で僕に尋ねる ひと月も会わないうちに お前の背 少し伸びたね 夕闇にともる灯りに せかされて急ぐ  地下鉄の駅で彼女は  僕たちの帰りを待ってた  彼女とはもうこの先  逢わないと決めていたのに  振り返るお前の右手が  ... 続きをみる

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