黄昏が色濃く影を落とす時 そっと抱きしめていたい 君を 会えないと会いたい気持ち募る時 きっと心から好きだ 静かに移ろう銀河のように 時間もゆっくり過ぎてほしい 楽しい時はいつもつかの間 時が止まればいいのに 君が抱えている不安や辛さを 拭い去れる自信はないけれど 心配でたまらない君のこと 君が夜... 続きをみる
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午後4時5分 東の空に 雲のかけらによく似た月が 涙、溶かしたくすんだ青に まん丸まぁるく浮かんでる 似た者同士 あなたと私 青い煙を吐き出しながら 何か悩みを抱えた顔で ぼんやり二人で月を見る 夕月・ため息・宵の明星 あなたの横顔たそがれ色で 夕映え・鼻歌・カレーの匂い 今夜は私もカレーを作ろう... 続きをみる
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「薬師神社の坂」を登る 海が光って足を止めた 君の家までもう少し先 急ぎたいけど息が切れる 放課後 音楽室 ギターの音色 君だけ 輝いていて まぶしく見えた 友達に 聞いた名前 何度も呼んだ 何だろう この不思議な 高鳴る音色 君がかけたマジックを 解くために迷わずに 君に会わなけりゃ 君に会わな... 続きをみる
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湧きたつ雲が押し寄せる 雨の匂いと風の音 銀色の雨 君の影 忘れられない忘れない あの日の僕はどうかして 仕事もうまくいかなくて バカだよ君に八つ当たり 傷つける気はなかったのに 追いかけた先の駅のホーム びしょ濡れの君は視線集め 泣きながら一人立ち尽くして 悪かった 全部僕のせいさ 雨が雨が雨が... 続きをみる
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君の言葉はミステリー 謎を滲ませ 僕の気持ちを惑わせる その視線のエナジー 僕が欲しいものを君は 知っているのに 何も知らないその素振り 主演女優のようだね 夢を見てるようだよ 君の隣で君の話を 聞いているのは 夢の中のようだよ だからずっと 醒めないで 今のままでいさせて 君の隣で このままで ... 続きをみる
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秋の日の午後三時 金色に染まる道 街路樹の銀杏の葉 金色に輝いて 秋の日の午後三時 つないだ手 あなたの手 ゆっくりと歩いてく 金色に染まる道 もう二度と離さないで 愛する人は あなたで最後に したいから もう二度と離さないで 幸せなんて 望んでいないの ただそばに ただそばに いてくれるだけでい... 続きをみる
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紫色の雲 次第に闇に溶け ビルの明かりが 煌めきだして あなたが呼び出した 高層ビルの店 硝子の窓に 広がる夜景 あなたが見つめる視線の 先は私を通り越していた もう取り戻せない時間を 返してと叫びたいのに ああ もう若くはない苛立ち どこにぶつければいいの 最後の夜になる その覚悟を決めて 来た... 続きをみる
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君が僕のこと 好きだということ 知っていたけれど ごめん今はまだ 仕事が大事で 恋愛なんてさ 追いつかないんだ ごめんもう少し 時間を下さい 僕も君のこと きらいじゃないから 待っててください 私とあなたの 未来は明るい? 待ち続けてたら ゴールはくるかな? 独りきりの夜 電話かけていい? 声だけ... 続きをみる
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初めてのアルバイト先で出会った 生真面目で優しい先輩のあなた 失敗ばかりの私のことを 大丈夫と笑顔で励ましてくれた 初めてのこのドキドキする気持ちは 何だろう何にも手につかないんだから どうしてしまったの いつもの私 大丈夫よ 笑顔を浮かべてみよう 突然の出会いが私を変える 初めての気持ちは雨上が... 続きをみる
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この街の一番大きな橋の 途中で ふと 立ち止まり 川の流れをしばらく見ていたら 柔らかな風が髪を梳かす 君は猫 すり足で音を立てず 僕の後ろ 立ち止まり 気配を消して脇腹くすぐったら 思い切り笑い君を抱いた なんてことのない日常のできごとと なんてことのない普通の毎日 なんてことのないゆっくりの繰... 続きをみる
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北風が頬に当たるよ 寒さに思わずひるんじゃう 首をすくめてマフラーを グルグル巻いて さあ帽子もかぶって Let go! 木枯らしに立ち向かうのも 何故かワクワクしちゃうんだ だって今年は隣にあなた 私の隣で私を守ってね 冬なんて怖くない 雪だってなんだって Its winter Love 冬なん... 続きをみる
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紙一重 好きと嫌いは紙一重 ただ何気ない一言が 水面に石を投げ込む 広がる波紋止まらない ついに気持ちは裏返る 好きと嫌いが裏返る 好きが嫌いになる時は かなりダメージ受けるけど 嫌いが好きになる時は ハッピーになる不思議よね 好きと嫌いは紙一重 冷めた気持ちは戻らない 好きと嫌いは紙一重 意外な... 続きをみる
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読書記録の2回目。 前回は「大事なことほど小声でささやく」(森沢明夫)でした。 今回は藤岡陽子著「手のひらの音符」 新潮社の紹介文はこちら。 ************ デザイナーの水樹は、自社が服飾業から撤退することを知らされる。45歳独身、何より愛してきた仕事なのに……。途方に暮れる水樹のもとに... 続きをみる
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道端に咲いていた 花の名前をあなたが訊いたから 教えてあげたあの夏の日 「ヒメジョオン」咲いていた 陽炎の先ゆらめくその先に あなたの白い影が揺れる あなたが向かったその戦場 どんな祈りの言葉さえ 届かぬ場所と知りながら 「生きて」と叫ぶ8月の朝 もう一度 もう一度 花の名前を聞いてください 小さ... 続きをみる
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花のワルツ あなたとダンス 羽のような 軽いステップ 握る手には 恋の微熱 月の光 テラスでダンス 楽しい時 うれしい時 時は過ぎる 瞬く間に 小さなことも あなたといれば 幸せの種 二倍に咲くわ 明日のことは 見えないけれど 信じていれば 何も怖くないの 花の命 短いけれど 色鮮やか 咲き誇れば... 続きをみる
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あなたが初めて この店に来た夜 三年前の 冬の終わりだった 北国の町の 小さなこの店に 今までの人と どこか違う匂い 私を酔わせて 口説いて 落として 淋しい女の 心の隙をつく 悪い男だと 気づいていたけど 恋する心に 理性などないの 淡雪のような この恋は 悲しい冬の幻 噂であなたが この町を出... 続きをみる
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思い出が たくさんあって 溢れるぐらいに こみあげて 僕は何も 言えなくて ただ空を 見上げていた 初めての 君との出会いは 眠たい午後の 教室だった 僕の横に 座る君 横顔が 輝いていた 花吹雪が舞う 桃色の並木道 君と歩く 最後の春に 僕は何を 言えばいい? 故郷に戻る 君に贈る言葉を 探し続... 続きをみる
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ひび割れた鏡を 見るたびに思うわ あの夜のいらだちと 投げつけた言葉を とめどなく流れる 頬伝う涙で 何もかも見えなくて ただ叫び続けた すれ違い見失っていた 二人の夢 今どこへ向かっているのか 二人が歩いてきた道のり ひび割れた鏡を 見るたびに悔しい あの夜のいさかいと 投げつけた言葉が すれ違... 続きをみる
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毎朝のお弁当づくり 早起きは苦手だけれど おいしそうに食べてるあなたを 思うと楽しいの ふたを開け驚くころね ご飯にはハートマーク 卵焼きに タコさんウィンナー 野菜も残さずに 「おいしかったの?」と尋ねるけど 返事はいつも素っ気ないまま それでもね 知っているのよ ホントは うれしいって... 続きをみる
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ごめんね 買い物に付き合わせちゃって 退屈だったでしょう こっそりと あくび かみしめたのを 横目で見たわ ありがとう 私に似合う洋服を いろいろ 選んでいる時間が 好きなのよ でもね あなたはきっと 疲れるはずね ごめんなさい 女の子はいつも かわいいものを見ると ときめいてしまうの 女の子... 続きをみる
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灰色の雲が 一瞬の光に 切り裂かれはじけ 轟音の後 雨は降りだした 白い夢をみた 午後のまどろみは 引き潮のように 跡形もなくて 君は水を飲む 薄いブルーの カーテン揺らす 湿った風に あわてて窓を 閉めると 息苦しい 君は僕の横に座り 猫のように肩を寄せた 肩を抱くと君は甘え 濡れた瞳閉じて眠る... 続きをみる