只見つづりの「北海道弁講座」*5「あずる」「いいふりこきのがんべたかり」
「あずる」「いいふりこきのがんべたかり」 今回はふたつ、いっぺんに。 まずは「あずる」 車のタイヤが空回り、泥んこ道の轍にはまって動かない状態。 冬道は特にこんなことが頻繁にあります。 ちょっとした坂道、凍結した路面、車のタイヤが空回り。2月御終わり、または3月のはじめ、雪が解けはじめ、道はざくざ... 続きをみる
歌になりたがっている詞があります。
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!
只見つづりの「北海道弁講座」*5「あずる」「いいふりこきのがんべたかり」
「あずる」「いいふりこきのがんべたかり」 今回はふたつ、いっぺんに。 まずは「あずる」 車のタイヤが空回り、泥んこ道の轍にはまって動かない状態。 冬道は特にこんなことが頻繁にあります。 ちょっとした坂道、凍結した路面、車のタイヤが空回り。2月御終わり、または3月のはじめ、雪が解けはじめ、道はざくざ... 続きをみる
只見つづりの「北海道弁講座」*8「おがる」「おぞい」「おだつ」
「おがる」「おぞい」「おだつ」 今回は3つ。 「おがる」 成長する、大きくなるという意味。 農家さん「最近は天気もいいから、玉ねぎも順調におがってきたべさ。」 松さん「うちに庭に植えたおんこの木が、おがり過ぎて、切ってやろうかと思ってるんだわ。」 竹さん「松さんちの息子さん、桐君だっけ?久しぶりに... 続きをみる
「がおる」「かてる」 「がおる」 「あいつ、最近仕事が忙しくて、なまらがおっているべや。」 「がおる」意味は死にそうなくらい疲れ果て、顔面蒼白、ふらふら状態。 もう、忙しくて、徹夜をしても終わらない、追い詰められた状態にあるサラリーマン。もうすぐ受験!もう後がない三浪している受験生。 マラソン大会... 続きをみる
あ行いろいろ 北海道でも一部の地域のみで使われていたり、あまり使われなくなったりする言葉をまとめて書いておきます。 『あいてくさい』 または 『あっぱくさい』 意味:相手にならない、たやすい。 楽勝。 「あんなやつ、あいてくさくて話にならんべさ。力なら俺のほうが上だべや。」 「こんな仕事、あっぱく... 続きをみる
「おばんです」「~でした」《コメント欄も面白いから、見てみて~》 「おばんです」は「こんばんは」ですね。もう全国区に広まっているでしょうね。 NHKのアナウンサーだって紅白の司会で「おばんでございます。」って挨拶していたぐらいだもの。 道産子はよく「おばんでした」って言います。 「おばん」じゃなく... 続きをみる
****************** 上水沿いの小道を時折選んだ 夏の盛りの日もそこだけ涼しくて 名もない蔦や柳が低くたれこめて 絵を描く私達それぞれ一人にさせた まるで先の人生を暗示するように みんなまだ 気づかず過ごしていたんだわ ずっと一緒に歩いてゆけるって 誰もが思った mmm 拝啓。今は... 続きをみる
只見つづりの「北海道弁講座」*13「きかない」「げっぱ」「ごみをなげる」
「きかない」「げっぱ」「ごみをなげる」 「きかない」 か行から三つの言葉を抜粋しました。 まずは「きかない」 「いや、この子ったらきかなくて、ホント困るわ。」 「お前んちの嫁、ほんときかないもなぁ。」 「きかない」は乱暴な、とか気が強いという意味ですね。 「いうことを聞かない」からきているのでしょ... 続きをみる
「あやつける」「いずい」 「あ」の付く言葉を思い出したのでやっつけてしまいましょう。 まずは「あやつける」 「綾つける」漢字で書くとこうなりますね。もともとの意味はいろいろありますが、模様でしょうか。綾織りと言うと斜めに織り込んだ模様が浮き出た織物ですね。その他にも絹にいろいろな模様を織り出したも... 続きをみる
「カナダ」をテーマにした短編集です。 10編の話が一冊に。 「カナダ通り」 「夜間飛行」 「オーロラ爆発」 「バンクーバーの雪だるま」 「天国にもない島」 「全日本スキップ同好協会」 「ラッキーハンド」 「二十五年目の愛してる」 「透明約束」 「極夜」 最初の2話は日本のお話し。 でも、とっかかり... 続きをみる
か行その他(続き) 「ぎっちょ」 左利きのこと。 これはどこでも言うか。 「ぎる」 盗むこと。 こちらも各地域で言うのですね。 「くっちゃべる」 「口喋る」おしゃべりする。 その度合いがとてもうるさい感じ。 女子高生がよくやる。 にぎやかに、かしましくしゃべる。 東北でもよく使う。 「けっぱる」 ... 続きをみる
「こわい」「か行その他」 「こわい」 「怖い」だけではないのです。疲れた、身体がしんどい時に発する道産子の言葉。 雪かきを朝からやっている松さん 「いや~なんぼ降るんだべか。雪かきしすぎてこわいじゃ。」 バスに乗り遅れそうではっちゃきこいて走った桐くん。 「間に合った!あ~こわい」 実家が農家の桜... 続きをみる
先日読んだ本の紹介と感想です。 岩瀬 修 63歳 文房具の宅配事業の「トドック」の専務が主人公です。その彼が久々に故郷の同窓会に参加すると決めたところから物語は始まり、修の中学生からの回想の物語が綴られてゆきます。修が出会った人々が彼を変えてゆきます。そして彼の人生の底流に会ったものは、映画。 し... 続きをみる
ちーさんのブログ記事に二宮金次郎さんの銅像がありました。銅板には「以徳報徳」と書かれていました。何それ? 気になって、調べると、二宮金次郎さんこと二宮尊徳さん、「報徳」を言い続けた方でした。勤勉とは徳に報いること、だと。 「以徳報徳」は孔子の「論語」にあります。 <漢文> 或曰、以徳報怨、何如、子... 続きをみる
黄昏が色濃く影を落とす時 そっと抱きしめていたい 君を 会えないと会いたい気持ち募る時 きっと心から好きだ 静かに移ろう銀河のように 時間もゆっくり過ぎてほしい 楽しい時はいつもつかの間 時が止まればいいのに 君が抱えている不安や辛さを 拭い去れる自信はないけれど 心配でたまらない君のこと 君が夜... 続きをみる
「薬師神社の坂」を登る 海が光って足を止めた 君の家までもう少し先 急ぎたいけど息が切れる 放課後 音楽室 ギターの音色 君だけ 輝いていて まぶしく見えた 友達に 聞いた名前 何度も呼んだ 何だろう この不思議な 高鳴る音色 君がかけたマジックを 解くために迷わずに 君に会わなけりゃ 君に会わな... 続きをみる
君の言葉はミステリー 謎を滲ませ 僕の気持ちを惑わせる その視線のエナジー 僕が欲しいものを君は 知っているのに 何も知らないその素振り 主演女優のようだね 夢を見てるようだよ 君の隣で君の話を 聞いているのは 夢の中のようだよ だからずっと 醒めないで 今のままでいさせて 君の隣で このままで ... 続きをみる
白い廊下の隅で 両手合わせて祈る 響く産声無事に 聞こえますように祈る 君がこの世に現れた あの日を思い出すと 何故か頑張ろうって思う 不思議だね 僕の天使(エンジェル) 君が初めてしゃべったと あの日はママと二人 マジで喜び過ぎて泣いて あふれ出す 君は天使(エンジェル) 毎年 君の誕生日(バー... 続きをみる
悲しいけれど 君を忘れる 悲しいけれど 記憶が消える 君を愛した その日々さえも 全て忘れる 僕の頭を 消してゆくモノ 治らないモノ 大切なこと 僕は忘れる 君の思い出 僕は忘れる 君を泣かせた あの春の日も 何も残らず 僕の記憶を 消してゆくのは どんな宿業 君の名前を 僕は忘れる 面影でさえ ... 続きをみる
***************** あなたの気持ちが読み切れないもどかしさ だからときめくの 愛の告白をしたら最後そのとたん 終わりが見える Um・・・IWANUGA HANA その先は言わないで 次の夜から欠ける満月より 14番目の月が一番好き 気軽なジョークが途切れないようにしてね 沈黙が怖い... 続きをみる
百恵ちゃんの長男、三浦祐太朗さんの新曲が とてもいいので、You TubeにUPしました。 働く女性への応援歌。 ハタラクワタシへ*三浦祐太朗 画像は適当に集めたものですので、曲だけ聞いてくださいね。 (百恵ちゃんにそっくり)
北海道には蛍がいない、とずっと思っていました。見たことがなかったから。 蛍が見られる、と知ったのは、約20年前。 まだ子供たちが小さかった頃でした。 主人が「蛍を見に行こう」と、夏休みの思い出作りと称して、出かけることにしました。 行き先は、北空知の「沼田町」です。 北海道にも、平家蛍は生息してい... 続きをみる
「まて」 「ゆるくない」 「よっこする」 「わや」 「まて」「まてい」 <待て>ではありません。 「真丁」漢字で書くとたぶんこうなるのでしょう。丁寧に、良く気が付いて、とてもまめに、という意味で使われます。 もしかして、「まめ」からきているのかもしれません。「まめ」は忠実に、とか真面目にとか丁寧に... 続きをみる
なまずるい(な行三つめ) 「ずるい」の上を行く、ずるいやつを「なまずるい」。 たぶん「なまら、ずるい」が縮まって「なまずるい」になったのでしょうね。 ずるい人は結構いますが、そのうえを行く悪知恵の持ち主を、陰からこっそり罵倒するための言葉。今でいう超ずるい。 少し前にいましたよね、なまずるい人。 ... 続きをみる
只見つづりの「北海道弁講座」*1 申し訳ありません。ただいま、作詞活動スランプ中につき、気楽に読めるブログと思い、書いております。「何だ、歌詞じゃないのか」と思われます方も、いらっしゃるでしょうが少しのご辛抱を、お願いいたします。 さて、エビス親父様のブログを拝見いたしまして、ふと思うわけです。「... 続きをみる