作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

「文藝春秋」10月号


滅多に買わない、否、ほとんど買わない文芸誌を買いました。
何故かと言うと「特別企画」記事に「サザンと日本人の幸福な40年」として、桑田さんと原さんの記事が掲載されたのです。
珍しいですよね。
音楽雑誌ならいざ知らず、文芸誌にサザンが特集されるなんてね。
桑田さん語っていますよ。
『このライブには四十代から僕らと同じ世代の六十代の方にも、たくさん来ていただいていた。皆さんそれぞれに、これまでいろんな生活、人生があったことでしょう。その中で経験した大切な想いを、僕らの歌をきっかけにして思い出してくれているのかな、そうだったらこんなに嬉しいことはないな、などと、考えながら歌っておりました。』
その通りですよ。
40年。『勝手にシンドバット』『いとしのエリー』から、ずっと、一緒にサザンと共に歩んでまいりましたとも。
10周年には『みんなのうた』
歌いましたよ。大声張り上げて。
結婚するとかしないとか、揉めていた時に友人の結婚式で歌っちゃいましたよ。
そしてさらに20年。長男が生まれ、小学生。アルバム「さくら」その中の『LOVE AFFAIR~秘密のデート』『湘南セプテンバー』も好き。
そして現在、『闘う戦士たちへ愛を込めて』と。
サザンが今まで続いてきたわけについて、桑田さんはこんな風に言っています。
『ひとえに新曲を出す意欲を失わずにいたからでしょう。メンバーにもスタッフにも、とにかく新曲をだしてどんどん世に問うていこうという気概が、いつも変わらずあることに救われてきました。』
それもあるでしょうが、ファンがサザンを後押ししていたからだと思います。
熱いもの。サザンファン!


原由子さんのインタビュー記事も良かったな。桑田さんの病気を気遣う奥さんの気持ち、伝わってきました。


特別寄稿の俵万智さんの短歌。
『忘れたいことばっかりの春だから
ひねもすサザンオールスターズ』
『忘れたいことを、心の中から追い出していけば、ぽっかり大きな穴が開く。その穴を満たしてくれるのがサザンオールスターズだった。』と書いています。


まだまだ元気な我らが「サザン」まだまだ、これからも私達のために歌ってほしい。


それではまた。

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