作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

只見つづりの「北海道弁講座」*11「難読地名クイズ!」

今回は地名クイズ。



北海道にはアイヌ語由来の読めない地名が多いのです。


さて、いくつ読めますか?


初級編


1『大楽毛』


2『長万部』


3『倶知安』


4『弟子屈』


5『積丹』


6『留辺蘂』


8『尾岱沼』


9『音威子府』


10『香深』



初級編の答えです。


1『大楽毛』 おたのしけ
アイヌ語で「オタ・ノシキ」意味は、砂浜の中央。場所は釧路です。根室本線に大楽毛駅がありますよ。
2『長万部』 おしゃまんべ 
アイヌ語で「オ・サマム・ペッ」川尻・横になっている川と言う意味。又は「オ・サマプペ」川尻・カレイ類の魚(カレイのたくさん採れる河口)諸説あり。カニ飯弁当が有名ですね。
3『倶知安』くっちゃん
「クチャ・アン・ナイ」(小屋のある川) ニセコの近く。羊蹄山のふもと。
4『弟子屈』 てしかが
「テシカ・カ」(岩盤の上) 摩周湖の近く。
5『積丹』 しゃこたん
「シャク・コタン」(夏・村)小樽の西、積丹岬。美国や古平のうに丼食べたいわ~。
6『留辺蘂』 るべしべ
「ル・ペシ・ペ」(道に沿って下る川)北見の手前です。
8『尾岱沼』 おたいとう
「オタ・エトゥ」(砂・岬)別海町野付湾。北海シマエビが有名。
9『音威子府』 おといねっぷ
「オ・トイネ・プ」(川口の濁っている川)旭川の北、稚内までの道の途中。
10『香深』 かふか
「カプ・カイ」(波・背負う)礼文島です。礼文の港。


続いて上級編へ行く?
ではどうぞ。


上級編
11『生振』
12『花畔』
13『忍路』
14『国縫』
15『馬主来』
16『老者舞』
17『椴法華』
18『舌辛』
19『珸瑶瑁』
20『敏音知』



さあ、上級編の答えです。難しかったしょ。


上級編
11『生振』 おやふる
「オ・ヤ・フル」(尻が陸地についている丘)
石狩市。石狩川が蛇行している場所です。
12『花畔』 ばんなぐろ
「パナ・ウン・ケル・ヤ・ソッケ」(川下人の漁場)石狩市です。
13『忍路』 おしょろ
「オ・ソロ」(入り江)または「オソロ」(尻の意味だが湾をこう呼んだ)小樽市にあります。
14『国縫』 くんぬい
「クンネ」(黒)(砂浜に砂鉄があって黒かったため)長万部町です。
15『馬主来』 ぱしくる
「パシクル」(カラス)昔アイヌが漁に沖合まで出たが霧が出て方角を見失い、カラスの声に導かれて上陸したことに由来。白糠町。
16『老者舞』 おしゃまっぷ
「オ・イチャン・オマ・プ」(川尻にサケマス産卵場がある川)釧路ですね。
17『椴法華』 とどほっけ
「トゥ・ポク・ケ」(山の走り根の下の所)恵山の山裾が高い岬になって突き出しているので。道南にあります。
18『舌辛』 したから
「シタッ・カラ」(ダケカンバをとる)阿寒町です。
19『珸瑶瑁』 ごようまい
「コイ・オマ・イ」(波あるところ)根室市にあります。海中にコヨマイ島(たぶん岩場)があり、こう、呼ばれていたらしいです。
20『敏音知』 ぴんねしり
「ピンネ・シリ」(男である山)中頓別町。頓別川の東側に松音知(まつねしり)(女である山)と敏音知(ぴんねしり(男である山)の二つの山がある。宗谷管内の南。音威子府からオホーツクへ目指すと、中頓別があります。


まだまだ読めない地名はありますよ。
道産子でもなまら難しいべさ。


したっけね。
面白かったら押せばいっしょ。

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