作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

只見つづりの「北海道弁講座」*1『なまら』

只見つづりの「北海道弁講座」*1


申し訳ありません。ただいま、作詞活動スランプ中につき、気楽に読めるブログと思い、書いております。「何だ、歌詞じゃないのか」と思われます方も、いらっしゃるでしょうが少しのご辛抱を、お願いいたします。
さて、エビス親父様のブログを拝見いたしまして、ふと思うわけです。「北海道弁も死語の世界」と。若い連中と来たら道産子のくせに北海道弁も解らずとは情けない。これは後世に残されてしかるべき、と思い立ちまして「北海道弁講座」始めさせていただきます。


記念すべき第一回目のワードは、「なまら」でございます。
もう、全国区に広まりつつある北海道弁の人気ナンバーワンのワードです。
北海道弁で「なまら」の意味は「とても」「すごく」といった形容詞ですね。
どんな風に使うかと言うと、たとえば「昨日の夜に食べに行ったカフェのパンケーキがとてもおいしくてびっくりした。」と言うのを北海道弁では「ゆんべ、食いに行ったカフェのパンケーキさ、なまら美味いのなんのって、びっくらこいたべさ」となります。
(夢メダカ様、おいしそうなパンケーキの記事、良かったわ)
「水曜どうでしょう」の大泉洋が連発してすっかり有名になりました。「なまら」は男性がおもに口にしていましたね。ですが最近大泉洋ちゃんのお陰で(?)若い女子にも広まり、使われていますね。以前は男性と女性でも特にヤンキー系の女子に使われていました。(ちょっと下品な少し気恥ずかしいことばですもの)(なま+まら を掛け合わせている恥ずかしい言葉だもの)
今や男女問わず誰彼なく口にしていますね。タレントさんの影響は計り知れないものがあります。ルーツは新潟らしいそうですよ。北前船に乗ってやってきたのでしょう。
30年以上昔、ススキノにあったカフェバーに「なまらクリスタル」という名前の店がありました。
「なんとなくクリスタル」と言う小説をもじったものでしたね。
長野県知事だった田中康夫が書いた小説でした。(ふるいわ)


使用例
「昨夜は非常に寒くて大変だった」というところ、これが「ゆんべ、なまらしばれて、わやだったべさ」となります。


では、皆さんご一緒に!
『ゆんべ、なまらしばれて、わやだったべさ』
ありがとうございました。


「なまら」をつけると言葉が強調されます。
「すごく綺麗ですね」→「なまら綺麗だべや」
「とても眠くてどうしようもない」→「なまら眠くてどもならん」というように、使ってくださいね。したっけさ。


良かったら押せばいっしょ。

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