作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

只見つづりの「北海道弁講座」*19

「ちょす」
「手袋をはく」
「ばくる」
「はんかくさい」

「ちょす」

触る、使う、いじる
「虫に刺されちゃって、痒いわ」
「あんまりちょしちゃだめ。」


「誰?私のパソコンちょしたの」


「お前なら、人のことすぐ、そやってちょすもな。」


親が子供に向かって使っていましたね。
「汚い手で、なんでもちょしちゃダメ。」
勝手に触るのを止める。
「セットしてきたばっかりの髪なのに、ちょさないでー!」
「危ないから、ガラスのコップは、勝手にちょしちゃダメ!」


芸人さんがいじったり、からかったりするのを「ちょす」とも言う。
「出川なら、みんなにちょされて、わやだわ。」


このルーツはわからない。
「調す」又は「喋す」からとか。
調べる、または嘲笑するという意味で使っていたのが語源らしいのですが。からかうという意味のほうが強いのでしょうね。


「手袋をはく」

道産子は100%、手袋は「はく」と言います。
普通は「はめる」とか「つける」とか「する」とかいうのですが、北海道は「はく」
ズボンやパンツや靴下や靴も「はく」
全部一緒ですね。手も足も一緒💛
でもね、国語辞典をみると、こうあります。
はく
①「履く」足を保護するものを足先につける。
②「穿く」下半身や手首から先を保護するために身に着ける。
③「佩く」武器を腰につける。
表記②は「着く」とも書く。
と、あります。
なので、手袋は「穿く」のでした。


子供のころはみんな「ぼっこ手袋」はいてたね。母親が編んでくれた。
落とさないように毛糸で左右をつないで首にかけられるようにして。
少しおませになると、五本指の手袋はいてね。大人になった気分でした。


「ばくる」

交換すること。
「ね、私、目が悪くて、私の席と、ばくって。」
「ねえ、あんたの卵焼きおいしそうだわ、私のウインナーとばくって。」
「そのレアカードいいなぁ、俺のこのカードとばくってくんない?」
子どもたち、遊戯王カードを見せ合って何やらごそごそやってましたね。


「博労(馬喰)・ばくろう」は牛や馬の仲買人でした。その昔、物々交換で牛や馬の取引きをしていたこともあり、「ばくる」が「交換する」と言う意味で使われました。


但し、何でもかんでも交換するものに「ばくる」は使わないのでご注意を。
土地を「ばくる」と言うとそのスジの人達の隠語になるから気をつけて。
チリ紙交換もチリ紙ばくりとは言わない。


「はんかくさい」

「馬鹿じゃないの」「あほちゃうか」みたいなニュアンス。
「半可くさい」と漢字で書くようです。
半可は「生半可」つまり中途半端。
これに「くさい」がついて、表現が優しくなっています。
「臭い」は「それらしい」とか、「それっぽい」とか「それに似ている」と言うニュアンス。
なので、「中途半端っぽい」
早い話「おまぬけじゃん」と言うところでしょうね。


「またそんな、派手な服を買って、はんかくさいんじゃないの。」
「人の足を踏んづけて謝りもしないのよ。ホントはんかくさいわ。腹立つ!」
などと、悪口を言う。
面と向かっては言わない。
気心の知れた人どうしでは冗談交じりにいうこともあります。


子どもがおだってはしゃぎまわり、つまづいて転び、大泣き。
「ほれ、みなさい、そやってはしゃぐから。もう、はんかくさいんだから。」
と子供を叱る。


「この、馬鹿!」
「アホ!」などと直接的に罵倒するよりも幾分柔らかめ。


岩手では「こったんない」と言うそうですよ。銀玉ランドさん(銀くん玉くんのおかあさん)情報でした。ありがとうね。
(岩手は方言の宝石箱だわ)銀くんと玉くんほんとに仲がいい。「ラブラドール」に「シェパード」散歩も大変だわ~。


お住まいの地域で「ばっかじゃないの」の方言がありましたら、情報お待ちしております。では、また次回。


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