作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

只見つづりの「北海道弁講座」*14「こわい」「か行その他」

「こわい」「か行その他」


「こわい」

「怖い」だけではないのです。疲れた、身体がしんどい時に発する道産子の言葉。


雪かきを朝からやっている松さん
「いや~なんぼ降るんだべか。雪かきしすぎてこわいじゃ。」
バスに乗り遅れそうではっちゃきこいて走った桐くん。
「間に合った!あ~こわい
実家が農家の桜さん、たまにお手伝いに。
「やれやれ、たまに手伝ったら、こわいわ。」


疲れたときに「こわい」と言います。
身体が強張る、というところからきているのでしょうね。
もちろん、恐怖、おっかない時にも「こわい」と言うので、状況を考えないと「?」と思うことがありそうです。


山菜取りに行って熊に出くわして逃げてきた、なんて時。
「もう、びっくらこいて、怖くて走って逃げてきたら、こわくて、こわくて。
熊よけの鈴は必需品。


「~~こく」という言葉もよく使いますね。
「調子こく」「はっちゃきこく」「びっくらこく」「失敗こく」「だはんこく」「嘘こく」
漢字では「放つ」と言う字です。稲をこくのほうは「扱く」ですが、こちらは屁をこくの方でしょうか?言う、ぬかす、と言う意味もありますね。


か行のその他の言葉をまとめて。


「角食」

食パンのこと。角型食パン。


北海道では食パンを「角食」と言います。


「ガス」

霧がかかることを「ガスかかる」といいます。釧路の夏、ガスかかる日は多い。


「かっちゃます」

かき混ぜる。ごちゃごちゃにする。


「ほんとに、あいつなら、人の話を途中からかっちゃまして、台無しにするもな。」


あいつは途中から人の話に割り込んできていい加減なことを言って滅茶苦茶にする、と言う意味になります。


「かつける」

人のせいにすること。


「あの課長なら、いっつも俺たちにかつけて、いいふりこくもな。」


あの課長は、いつも俺たちのせいにして自分は何もしていないふりをする奴だ、みたいな。


「カツゲン」

メグミルクの乳酸飲料。北海道限定。


メグミルクの工場には「カツゲン神社」があります。「勝源」という当て字にして受験生に人気。但し、予約しないと入れません。


「かまかす」

「かっちゃます」と同じ。かき混ぜるの意味。


「がめる」

盗む。万引きする、または睨む。がんつける。


「○○かる」

かける。鍵を懸けるときは「じょっぴんかる」ブレーキをかける時は「ブレーキかる」


そうそう、「つっぺ」。鼻血出たときにティッシュを丸めて鼻に詰めるとき「つっぺかる」と言う。


(鍵を「じょっぴん」と昔の人は言う。)


「カンカイ」

氷下魚(コマイ)を干したもの。酒のつまみ。


ストーブの上で焼いて(あぶって)食べる。


(今、ストーブもなくなりつつある。ファンヒーターにとって代わってきた。)


か行、まだまだありそうなので、次回に続きます。本日はこの辺で。


それでは恒例のRepeat after me!
『雪かき、大変でこわいわ!』
「雪かき、大変でこわいわ!」


ありがとうございました。
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