作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

「釧路」北海道地名散歩

石川啄木は釧路に来てこう詠みました。
「さいはての駅に下り立ち/雪あかり/さびしき町にあゆみ入りにき」
明治41年1月21日。
「しらしらと氷かがやき/千鳥なく/釧路の海の冬の月かな」
この街で啄木は新聞記者として存分に腕を振るい、芸者さんの小奴と浮名を流して、病にかかり、わずか76日間の滞在、4月5日は釧路を離れます。
釧路川のたもとには釧路新聞社が港文館として復元され、啄木像があります。近くの公園には歌碑もあります。


 「釧路」の名前もアイヌ語から由来しますが、諸説あります。
「クシ・ル」(超える・道)
「クスリ」(薬)(川上の温泉から薬水が流れていたから)
「クシ・ル」が有力でしょうか。網走や標茶、斜里方面へ行くための交通の要所でしたから。
釧路川。ここにかかる「幣舞橋」4人の彫刻家が四季を題材に女性像が端に建てられています。幣舞は「ヌサ・オ・マイ」(幣場・ある・ところ)幣場とは神を祀る木幣を並べて、祭祀を行う場所のことです。
その上流には久寿里橋(くすりばし)。もう一つの由来から名付けられた地名が見られます。

(霧の幣舞橋)
釧路湿原、丹頂鶴、内陸には阿寒湖、屈斜路湖、摩周湖が。
釧路湿原を季節限定のノロッコ号がのんびり走る。

湿原ではカヌー体験もできる。
「阿歴内川」「塘路湖」をゆっくりと。
アレキキナイの由来はわからないそうです。もともとは「アルケナイ」だと言われています。「アルケ・ナイ」(片一方の又は向こう側の・川)を漢字に当てはめたときに「阿歴内」としたので、アレキナイと呼ばれたとも。ある人は冗談で「あそこら辺は谷地で「歩けない」からじゃないの」
案外そうかもね。

釧路と言えば「和商市場の勝手丼」
ご飯を買ってお好みの具材を買って、自分好みの海鮮丼を食べる!


 釧路も地震が多い。頻繁に発生しています。釧路の沖合には千島海溝があり、太平洋プレートが沈み込むところ。海溝型地震の巣ですからね。
地震は怖い。
我が家も地震対策進めなきゃ。
それではまた。

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