作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

桃色のおしり

真夜中に あなたの 泣き声 聞こえて 目が覚めて あなたを そっと抱き上げた 悪い夢 見たのかな それとも ミルクね 寝過ごして いたのね 待って 少しだけ あなたの 手の爪は 小さな桜貝 あなたの 唇は 薔薇の花びら 今度こそ 少しは 眠ってちょうだい どうしたの 今度は おむつ 濡れたのね 泣き疲れ 寝るのは 夜明けの時間ね 夜の闇 あなたを きっと おどかすの あなたの その笑顔 満開の桜…

祝い結~いわいゆい

きつく結んだ結び目は ほどけぬように 連れあって 愛で結んで 添い遂げる 私の紅(あか)と あなたの白で めでたく寿ぐ あわじ結(ゆい) 紅梅 白梅 飾りましょう 松竹 鶴亀 飾りましょう つらい坂道 二人なら 越えてゆけると 言う父は うれし涙が 頬伝う 紅は花嫁 白は花婿 撚りあい結んで 夫婦結(めおとゆい) 金色 銀色 飾りましょう 門出の喜び 祝いましょう 強く引くほど 結び目は ほどけ…

「後悔」

僕の目は あなたの目になることを 決めているから 怖くはないよ あなたの行きたい場所に どこでも 連れてゆきたい あなたのために 人であふれる街は 僕にとって一番の 難しい道だけれど なんとかやってみるよ たとえば僕が蹴られたり 足を踏まれそうになっても 吠えたりしないよ 心配するから 都会はどうして こんなにも冷たい 冬も春も秋も そして夏さえも 僕たちに吹く風は 心を寒くする それでも生きて…

「君は雨。僕は傘。」

灰色の雲が 一瞬の光に 切り裂かれはじけ 轟音の後 雨は降りだした 白い夢をみた 午後のまどろみは 引き潮のように 跡形もなくて 君は水を飲む 薄いブルーの カーテン揺らす 湿った風に あわてて窓を 閉めると 息苦しい 君は僕の横に座り 猫のように肩を寄せた 肩を抱くと君は甘え 濡れた瞳閉じて眠る このままでいい このままでいい ずっとずっとずっと このままでいい 夏空の青が 雲間から覗くと 慌…

さよならは言えない

「今度いつパパと会えるの?」 潤んだ小さな瞳は 泣き出してしまいそうで 小声で僕に尋ねる ひと月も会わないうちに お前の背 少し伸びたね 夕闇にともる灯りに せかされて急ぐ  地下鉄の駅で彼女は  僕たちの帰りを待ってた  彼女とはもうこの先  逢わないと決めていたのに  振り返るお前の右手が  バイバイと揺れているから  追いかけて 抱きしめられたら  どんなに幸せ   もう二度と会えないこと…