作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

「空からも風からも」

空からも 風からも 透明なエネルギー 花からも 木々からも 目に見えぬエネルギー  湧き上がる旋律は  胸躍るリズムに乗って  走りだす 行く先は  限りなく広がる荒野   欝々と閉じ込められて   アッシュグレイのコンクリート   真四角な世界の中に   腐りかけてゆく魂よ 聞こえるか あのメロディ 透明なエネルギー 聞こえるか あの叫び 透明なエネルギー  立ち上がれ今すぐに  傷ついた翼を…

『ぼくの守る星』神田 茜 著

北海道は雪が降りました。 恵庭も5センチほど積もりました。 ストーブをつけて、ぬくぬくと読書。 今日はこんな本でした。 夏見 翔は中学二年生。 ディスレクシアと言う障害を持っています。 言葉や文字を読むのが苦手。思っていることと、違う言葉が出てしまう。それが悩みでいつも自己嫌悪に陥っていました。 翔の唯一の友人は山上。 そして、気になる女子が中島まほり。 翔の母親は、障害と向き合うために必死にな…

「キツツキと雨」~「フィルム」

星野源の曲をいろいろ聞いていました。 その中で、この曲、なかなかいいかも、と思ったのが 2枚目のシングル曲「フィルム」でした。 ほのぼの、ちょっぴり明るい、前向きな歌詞と曲。 いろいろググルと、映画の主題歌でした。 その映画が2012年公開(もう6年前!)の「キツツキと雨」。 ツタヤに速攻で走って借りてきました。 監督は沖田修一。主演は役所広司と小栗旬。 役所広司が木こりの役。小栗旬は映画監督。…

「銀幕の神々」山本甲士 著

先日読んだ本の紹介と感想です。 岩瀬 修 63歳 文房具の宅配事業の「トドック」の専務が主人公です。その彼が久々に故郷の同窓会に参加すると決めたところから物語は始まり、修の中学生からの回想の物語が綴られてゆきます。修が出会った人々が彼を変えてゆきます。そして彼の人生の底流に会ったものは、映画。 しかも、それは「高倉健」彼の人生は高倉健と共にありました。「人生劇場 飛車角」そして「日本侠客伝」そこ…

「草紅葉」

秋の季語に「草紅葉」と言う言葉があります。 俳句を読まれる方は知っていられるでしょう。 楓や銀杏だけでなく、足元にも紅葉が広がっています。それに気づいたのは子供たちが小さかった頃。息子がまだ幼稚園。下の娘も三歳。近所のスーパーへお買い物。 息子は、ちょろちょろとあちこち道草しながら歩きます。そんなお兄ちゃんのまねをして娘も一緒について歩きます。 「おかあさん、猫じゃらしが黄色くなってるよ」 ふと…