作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

「石狩市」北海道地名散歩

石狩川の河口に位置する石狩市。
札幌の北側に隣接し、石狩湾に面しています。

(写真は石狩灯台とハマナス)


石狩川、総延長268キロメートル、流域面積14,000平方キロメートル。長さでいえば信濃川、利根川に次いで3位。
石狩川の語源はアイヌ語の「イ・シカリ・ペッ」(非常に曲がりくねった川)からきています。
洪水を繰り返し、蛇行して流れている川が石狩川です。石狩川の源流は、ほぼ北海道の中央部に位置する大雪山系。石狩岳から層雲峡を通り、上川盆地、旭川、そして蛇行しながら空知平野の穀倉地帯を潤し、石狩平野へ向かいます。途中、多くの支流と合流して、石狩湾へ注ぎます。


そして、その河口に石狩市はあります。
慶長年間(1596~1614)ここにイシカリ場所を設け、総元締の元場所を置きました。元禄元年(1688)水戸藩から快風丸がイシカリに訪れ、40日も停泊していたそうです。その時の記録には「鮭が多く航行にも支障が出る」ほど、鮭が獲れていたと書かれています。アイヌの人達のことも書かれていて、食事は干しサケを細かく切ったものを湯で戻し、サメの油をかけて指で食べる、そして、その干しサケや熊の皮などと持参した米と交換したとも書かれています。
石狩河口付近の集落に「弁天社」という神社がありますが、サケ漁を守る神社として知られています。この神社の由来と言うのが面白くて、昔、神居古潭(今の旭川の少し手前)にいたとても大きなチョウザメがどういうわけか河口付近まで下ってきて河口に横たわり、サケ漁の邪魔をしました。漁師たちは困り果て、神様に祈ったところ、チョウザメはいなくなり前にも増して鮭が豊漁になり、サメを神として祀ったのが始まりということです。「サメ様」と呼ばれて8月の末に例大祭が行われています。


あの、キャビアのチョウザメが石狩川にいたなんてね!びっくり。
神社の近くに「いしかり砂丘の風資料館」がありますが、ドンっと大きなチョウザメのはく製が展示されていますよ。


 神居古潭に棲んでいたチョウザメの物語がまた別にありますので、また後日、紹介しますね。


石狩と言えば、8月に行われるのが「ライジングサン・ロック・フェスティバル」


今年は8月10日、8月11日。


豪華ですよ。奥田民生、サカナクション、エゴラッピン、大橋トリオも。


北海道最大規模の野外フェス。


石狩湾新港で毎年8月開催されます。


お盆の時期と被るので、付近は渋滞。


石狩にお墓・霊園も多いので、困る。


海水浴客も。「あそびーち石狩」や大浜の「ドリームビーチ」札幌から近いから海水浴へ行きますね。みんなキャンプ道具とBBQセットを持って海に行くのよ。浜辺でジンギスカン。道民の定番だわ。


少し長くなりました。
ではまた。

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