作詞家になりたくて

歌になりたがっている詞があります。 
言葉たちが一瞬でも輝やいてくれますように!

「つゆ草の道」

青い花が咲く道の
その先に見える家は
私のふるさとの家
今でも母が暮らす


年老いてゆく母の
背中が少し丸くて
時の流れを感じて
思わず胸が詰まる


この家を出たころは
向こう見ずで 生意気で
母の苦労なんて何も
思わない 馬鹿な娘でした


そんな私が今は
同じように娘の手
つないで つゆ草の道
歩いて母の元へ



どんな事情があったかと
聞かずにただ「おかえり」と
笑顔で迎えてくれる
いつもの母の声で


孫の顔を見ることが
何よりのおみやげだと
無理して買ったのでしょう
新しいおもちゃが並ぶ


この家を出てからは
悲しいことつらいこと
負けず嫌いだから私
誰かに似てる娘だから


そんな私が今は
同じように二人の手
つないで つゆ草の道
歩いて母と共に



涙溢れる今は
同じように二人の手
つないで つゆ草の道
歩んで 愛をつなぐ

2019年8月11日
つゆ草の鮮やかな「青」
その花の涼やかなたたずまいが、好きですね。
花言葉には「懐かしい関係」「尊敬」「わずかの愉しみ」など。
和名では「月草」と呼ばれていました。「着き草」が語源でその青い色は染料にして、下書き用に使っていたとか。
月草~はかなげな名前ですね。和歌に歌われていますね。片思いの歌が多いのですね。
「月草の道」でも風情があって、いいでしょうか。
でも「露草」もまた、優しい響きが、素敵です。
親子の愛情の歌詞にしました。
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