さよならは言えない
「今度いつパパと会えるの?」
潤んだ小さな瞳は
泣き出してしまいそうで
小声で僕に尋ねる
ひと月も会わないうちに
お前の背 少し伸びたね
夕闇にともる灯りに
せかされて急ぐ
地下鉄の駅で彼女は
僕たちの帰りを待ってた
彼女とはもうこの先
逢わないと決めていたのに
振り返るお前の右手が
バイバイと揺れているから
追いかけて 抱きしめられたら
どんなに幸せ
もう二度と会えないことを
今もお前は知らない
新しい家族と暮らして
僕のこと忘れて
僕のこと忘れて
*今年(2017年)の1月い書いたもの。離婚した後にパパが子供に会う時の、切なさを感じていただけたら。
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